片頭痛・・・ と言われたのですが・・・(レッドフラッグ)

カイロプラクティックを含む手技療法関連のHPなど見ていると

いい話がとにかく多い、感動的な話もよくあります。

僕はこそばゆくてとてもじゃないが書けませんけど・・・

 

そんな話しか表に出てきませんが実はこの業界あまり良くない話も多いです。

あまりよくない話だと取り立てていう場もないし

所詮ビジネスですから集客にメリットはないので表に出るはずもないのですが・・・・

 

世界的な痛みの権威で2年前に逝去された熊澤孝朗先生は

「悪化した事例を検討することも科学である」と仰っています。

 

臨床や研究においては非常に大きな意味を持つ思考であり

あえてあまりよくなかった 改善に至らなかった事を提示することも

時には必要だと思うんですよ。

 

やっぱ恋愛と同じでさらけ出すことが大事なのかも知れません。

そんなんで今回は手技におけるよくない話を書くことにしました。

 

で、初回は危険な頭痛の話です。

 

頚部痛と側頭部に痛みを訴える患者さんで

どこの病院に行っても異常なし 単なる片頭痛で片付けられていた方の例です。

 

たしかに整形学検査・神経学検査は陰性

スクリーン検査も器質的疾患の疑いはありません。

僕らは診断権がありませんから病名をつける事はできませんが

あえて言うなら後頭神経痛に酷似したものでした。

 

ただ三叉神経脊髄路核を介した機能障害があったので

その場では施術はせず もう一度精密検査を受けるように促しました。

 

その後1ヶ月ほどお会いしなかったのですが

その方の奥様からお話しを伺ったところ脳底動脈解離性動脈瘤が見つかったそうです。

 

非常に危険な疾患で、ノーマンズランドと言って

外科でも手を加える事のできない領域です。

もしこれに頚椎の矯正と言って刺激を加えていたら

破裂して死亡していたかもしれません。

 

心疾患の手術歴がありワーファリンを飲んでいた事が幸いして

椎骨動脈血栓(VA)にならずにすんでいましたが、非常にショッキングな出来事でした。

この事例から評価に問題はなかったか、などなどいろんなことが頭をめぐりますが

「禁忌症(レッドフラッグ)の鑑別」が大切であるということを強く学びました。

 

整形外科的テスト・機能評価と臨床思考・禁忌疾患の知識

とにかくカイロプラクティックは高度な臨床検査スキルが求められます。

いや、ホントはリラクゼーションも整骨院もできて当たり前のスキルのはずなんですが

現実としてはそういう教育を受けている院は少ないようです。

だから「硬いですね~」 ボキってやっちゃって事故を起こすんだろうな

お分かりでしょうか?

身近な慢性疼痛といえど命に関わるようなリスクもあるということを。

 

またカイロプラクティックでも救えない症例もあり、やはり鑑別評価が大事なんだということ。

 

なんだか書いていたら本気モードになってしまいましたから今日はこの辺で

大腿部が痛くて正座も走る事もできません。(17歳・女性)

17歳女性 ソフトボール部(学生)

「1ヶ月前から太ももに痛みがあって段々悪化して走る事も屈伸する事もできなくなりました。近くに整骨院ができたので毎日通って電気当ててマッサージしてきたのですが余計に硬くなってきているような気がして・・・  それで母にリファインを紹介されました。」

 

来院された時は膝関節10°屈曲で痛み

触診をしてみると図の部分 縫工筋と大腿直筋

大腿直筋内側と外側広筋の筋膜癒着が索状硬結状に

なっているのが認められました。

 

足関節の背屈と底屈をインディケーターに

患部をアイソレーションテストを行いながらリリースしたい

方向は探すが正しい方向が見つからない

 

そこでCSF還流の伸展・屈曲に抑制の持続圧を加えた

ニューラルマニュピレーションを施して筋膜癒着をリリースすると

すべて硬結が液状化していきました。

 

術後は最大まで膝関節の屈曲が可能に・・・・^m^

 

この例はアスリートに多い症例ですが

残念ながら電気当ててマッサージしてストレッチで改善する事はありません。

 

繊細な触診と押して刺激を加える治療ではなく

数mm単位で癒着した筋膜を解放していく施術が必要なケースでした。

 

 

 

 

 

「背中曲がってます」って言われました。

最近は小学生の来院が多いのですが
学校の健診で医師から「姿勢が悪いね」と指摘され
お母さん方が心配になって連れてこられるケースが相次いでいます。

見てみると見事なまでの側彎
突発性脊柱側彎症の疑いがありますから。
一応全員整形を受診してレントゲンを持ってきてもらうようにしています。

さて、今診ている11歳 女の子ですが

バイタルサイン(正常) 腱反射(正常)
adamposition(陽性) 腰椎右凸 胸椎左凸のダブルメジャー
レントゲンをもらったのでcobb角を測ってみると28°
画像-0018
むむ・・ けっこうありますね

L2・3では椎体の凹面が圧迫されていて
もう徒手レベルでまっすぐするのは不可能な段階ですから
発症は相当前からだと思います。 

高速低振幅スラストを用いず(反動で悪化する可能性があるので)
カテⅢから膜構造論を元に呼吸を隙間を狙って
バリアのある筋膜をリリースした後に
モビリゼーションを行いました。

構築性なのでもちろん劇的な改善とまではいきませんが
おそらくcobb角は20°くらいにまでは改善したのではないでしょうか?

(さすが小学生!ヒルトンの法則とは無縁ですな(笑))

現状では特に目立った疼痛や機能不全はありませんが
骨端線が完成するまでは予防としてマメに診た方が良いと思います。

構築性を徒手で治すのはまず不可能ですが
11歳というタイミングでカイロを受けたのはよかったですね。

中高生から成人での悪化した状態を徒手でどうにかできるとは
思えませんし成長期に一気進行する事もありますから
その前での施療はタイミングとしてはベストだと思います。

病的要因はまだ除外できていませんから
一応専門医の受診をお願いしました。

これから長い闘いになりそうです。

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大分朝日放送(OAB)のJOKERという番組で肩甲骨ストレッチを紹介させていただきました。